賃貸マンション・アパートの防犯対策!おすすめの防犯グッズもご紹介
本記事では、賃貸マンション・アパートで気を付けたい犯罪や防犯対策、手軽に取り入れられる防犯グッズについてご紹介します。
賃貸マンション・アパートでも、空き巣などの侵入窃盗をはじめ、さまざまな犯罪への対策が必要です。物件の防犯設備を確認するだけでなく、玄関や窓の施錠を徹底し、補助錠などの防犯グッズを活用することで、自分で防犯性を高めることもできます。
「賃貸だからできる防犯対策が限られている」「一人暮らしを始めるため、防犯面が心配」と考える方もいるのではないでしょうか。物件選びの段階から防犯面を確認し、入居後も住環境に合わせた対策を取り入れることが大切です。
【この記事で分かること】
- 賃貸マンション・アパートで気を付けたい犯罪
- 内見・入居後にできる防犯対策
- 賃貸でも取り入れやすいおすすめの防犯グッズ
目次
賃貸マンション・アパートで気を付けたい犯罪
賃貸マンション・アパートで、特に気を付けたい犯罪は「空き巣」「性犯罪」「いたずら」の3つです。賃貸マンション・アパートでは、不特定多数の人が共用部分を出入りする場合もあるため、日頃から防犯意識を持って対策することが大切です。ここでは、それぞれの犯罪の特徴と気を付けたいポイントを解説します。
空き巣
空き巣は、住人が留守にしている間に住宅へ侵入し、金品などの財産を盗み出す侵入窃盗の一種です。集合住宅でも、玄関やベランダ、窓などから侵入されるおそれがあります。特に共用部分から見えにくい場所や、無施錠の窓などには注意が必要です。
性犯罪
住宅への侵入は、窃盗だけが目的とは限りません。盗撮やのぞき、わいせつ行為などの性犯罪を目的として住宅に侵入するケースもあります。賃貸マンション・アパートなどの集合住宅では、性別を問わずこうした被害に注意し、防犯意識を持つことが大切です。
また、洗濯物やカーテンなどから住人の性別や一人暮らしであることを推測されないよう工夫することも、防犯対策の一つです。
いたずら
ゴミの不法投棄や壁への落書きといった「いたずら」の被害に遭うこともあります。一見すると些細ないたずらでも、放置すると被害がエスカレートするおそれがあるため、注意が必要です。また、不法投棄や落書きなどの被害を放置せず、共用部分が適切に管理された状態を保つことは、防犯の観点からも重要です。物件内で不審な形跡を見つけた場合は、早めに管理会社へ相談し、必要に応じて警察への相談も検討しましょう。
賃貸マンション・アパートの内見で確認すべき防犯ポイント
物件選びの際には、内見でしっかりと物件の状態を見ることが大切です。築年数の浅いきれいな物件は魅力的ですが、防犯性は築年数だけでは判断できません。専有部分だけでなく、他の住人も利用する共用部分にも目を向けて、現地の状況を確認しましょう。
特に、ゴミや点灯しない照明が放置されている場合は、管理が行き届いていない可能性があります。
共用部分の管理状態をチェックする
共用部分の管理が行き届いていない賃貸マンション・アパートは、防犯面でも注意が必要です。例えば、廊下がきれいに掃除されていない、敷地の植木が手入れされていないなど、共用部分の管理状態も確認しましょう。
他にも、簡単によじ登ってベランダへ侵入できるような雨どいはないかチェックすると安心です。集合ポストに鍵がかかっているかなども、物件の防犯状況を判断する材料になります。
周辺環境を確認する
部屋選びの際は、外の環境にも目を向けましょう。騒音などの問題から、大通り沿いの部屋はできれば避けたいと思う方もいます。しかし、空き巣などの侵入窃盗犯は、人通りが少なく、人の目につかない物件を選ぶ傾向があります。そのため、人通りや周囲からの見通しも、防犯面を確認する際のポイントです。
また、公園や駐車場など、第三者から部屋の様子が見えてしまう場所がベランダ周辺にないか確認することも大切です。
物件の防犯設備を確認する
防犯カメラやオートロック、センサーライトの設置など、防犯設備が充実しているかも重要なポイントです。防犯設備が少ない物件では、自分で追加の防犯対策が必要になる場合があります。特に防犯カメラは、設置場所も重要です。エントランスや廊下、集合ポスト、非常階段など、複数の場所に設置してあるかどうか確認しましょう。
賃貸マンション・アパートでできる防犯対策
賃貸住宅でも、日頃の行動を見直したり、防犯グッズを取り入れたりすることで防犯対策ができます。
- 自宅にいるとき・短時間の外出時も施錠する
- 入居時に鍵を交換する
- 玄関先の表札や郵便受けにフルネームを記載しない
- カーテンの色に気を付ける
- 洗濯物が外から見えない工夫をする
- 荷物を受け取るときにすぐに玄関を開けない
- SNSに自宅が特定できる情報を載せない
- 防犯グッズを活用する
自宅にいるとき・短時間の外出時も施錠する
下記の表の蛍光ペン(緑)部分のとおり、無施錠の玄関や窓からの侵入が半数を占めています。玄関や窓にどれだけ防犯対策を行っても、鍵をかけ忘れていては意味がありません。防犯対策の効果を高めるためには、居住者自身の防犯意識が大切です。ゴミ捨てなど短時間の外出であっても、玄関や窓の施錠を徹底しましょう。
また、留守中だけでなく、在宅中に住宅へ侵入されるケースもあります。自宅にいるときも油断せず、玄関や使っていない部屋の窓は必ず施錠する習慣を身につけましょう。
| 侵入手段 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 一戸建て住宅 | 共同住宅 (3階建以下) |
共同住宅 (4階建以上) |
|||
| ガラス破り | 42.2% | 無締り | 47.4% | 無締り | 39.5% | |
| 無締り | 41.5% | ガラス破り | 18.5% | 合かぎ | 24.6% | |
| その他 | 3.1% | 合かぎ | 12.9% | 不明 | 13.5% | |
| 侵入口 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 一戸建て住宅 | 共同住宅 (3階建以下) |
共同住宅 (4階建以上) |
|||
| 窓 | 57.9% | 玄関 | 50.7% | 玄関 | 65.4% | |
| 玄関 | 19.4% | 窓 | 34.7% | 窓 | 21.9% | |
| その他の出入口 | 13.2% | 不明 | 9.6% | 不明 | 9.8% | |
出典:警察庁「住まいる防犯110番 手口で見る侵入犯罪の脅威 令和7年」
入居時に鍵を交換する
前の住人が部屋の合かぎを作っている場合、合かぎを使って侵入されるリスクがあります。賃貸物件に入居する際は、玄関ドアの鍵が交換されているか確認するようにしましょう。交換されていない場合は、大家さんや管理会社に相談したうえで鍵交換を検討しましょう。
玄関先の表札や郵便受けにフルネームを記載しない
表札や郵便受けにフルネームを記載すると、名前から個人情報を推測される可能性があります。表札や郵便受けへのフルネームの表示は避けましょう。また、手作りの表札を使う場合、デザインや筆跡などで人物像が推測されないよう注意しましょう。
なお、転居時には、忘れずに郵便局に転居届を出しましょう。転居届を提出しないと、旧住所に郵便物が届き、個人情報が漏えいするおそれがあります。
カーテンの色に気を付ける
窓のカーテンの色や柄は外からも見えやすいため、性別や年齢などを推測しにくいものにするとよいでしょう。また、室内が見えにくい遮像・遮光カーテンを使用すると、生活パターンを知られるリスクも軽減できます。
洗濯物が外から見えない工夫をする
洗濯物を外から見える場所に干してしまうと、衣類の内容や種類、量から性別やおおよその年齢、家族構成などを推測される可能性があります。また、洗濯物を干す時間や取り込む時間から、生活リズムを把握されてしまうおそれもあります。目隠しを作る、もしくは室内干しに切り替えるなど、洗濯物が外から見えない工夫をしましょう。
荷物を受け取るときにすぐに玄関を開けない
宅配業者やガス点検業者などを装って、住宅に侵入する手口もあります。インターホンが鳴った際は、必ずインターホンのカメラやドアスコープから訪問者を確認し、安全を確かめてから玄関を開けるようにしましょう。可能であれば、非対面での受け取りを選択するのも効果的です。
SNSに自宅が特定できる情報を載せない
不動産サイトに物件写真が掲載されていることもあり、特徴的な物件はSNSに写真をアップするだけでも自宅の特定につながるおそれがあります。また、投稿内容によっては家族構成や生活パターンなどを推測される可能性もあります。
防犯グッズを活用する
日頃の施錠や生活上の注意に加えて、防犯グッズを活用することで、玄関や窓などの防犯対策をより強化することができます。賃貸物件でも取り入れやすい製品があるため、住環境に合わせて活用しましょう。次の見出しでは、賃貸でも使いやすい防犯グッズをご紹介します。
賃貸でも使える防犯グッズを活用して対策を強化しよう
賃貸マンション・アパートでは、工事不要で取り付けられる防犯グッズを活用することで、玄関や窓の防犯対策を強化できます。賃貸でも取り入れやすい主な防犯グッズは、以下のとおりです。
【賃貸でも使える防犯グッズ】
- 補助錠
- 防犯ブザー(アラーム)
- スマートロック
- 防犯フィルム
- サムターンガード
- ドアスコープカバー
- センサーライト
防犯グッズによって設置場所や期待できる効果が異なるため、ご自宅の環境に合わせて選ぶことが大切です。ここからは、それぞれの特徴をご紹介します。
補助錠
補助錠は、玄関ドアや窓に追加で取り付けることで、鍵を二重でかけられる防犯アイテムです。補助錠を設置して施錠箇所を増やすことで、侵入に時間をかけさせる効果が期待できます。最近では、工具不要で設置できる補助錠が多く販売されており、退去時に原状回復しなければならない賃貸住宅でも取り入れやすい製品があります。
防犯ブザー(アラーム)
防犯ブザー(アラーム)は、窓やドアの開閉や振動を感知してアラーム音で警告する防犯グッズです。主に、開閉に反応する「開放検知型」と、ガラスが割られた際の衝撃などに反応する「衝撃検知型」の2種類があります。大きなアラーム音によって周囲に異常を知らせたり、侵入者を威嚇したりする効果が期待できます。貼り付けるだけで使えるものが多いため、賃貸でも手軽に導入できるのが魅力です。
ALSOKの「どろぼーセンサーⅡ」は、窓やドアの開閉、ガラス破りの衝撃のどちらも検知できる防犯ブザー(アラーム)です。貼るだけで簡単に取り付けることができ、万が一のときは約90デシベルの大音量でアラームが25秒間鳴動します。薄型で邪魔になりにくいのもメリットです。
スマートロック
スマートロックとは、スマートフォンやICカードなどで玄関ドアの施錠・解錠ができる電子錠です。遠隔操作や施錠履歴の確認が可能なモデルもあり、防犯性と利便性を両立できます。工事不要で取り付けられる製品もあるため、賃貸住宅にも取り入れやすい防犯グッズです。
ALSOKでは、スマートロック「SADIOT LOCK2」をご用意しています。SADIOT LOCK2は、登録したスマートフォンが近づくと自動で解錠してくれるため、買い物などで両手がふさがっていても鍵やスマートフォンを取り出す必要はありません。また、ドアが閉じたことを検知し、指定時間が経過すると自動でロックしてくれます。鍵の閉め忘れが心配な方でも安心です。工事や特殊な工具を使うことなく簡単に設置できるため、購入後すぐにご利用いただけます。
防犯フィルム
防犯フィルムは、窓ガラスに貼ることでガラスが割れにくく、破壊されても貫通しにくいため、侵入までの時間を長引かせる効果が期待できる防犯グッズです。空き巣は短時間で侵入できる物件を好むため、破壊に時間をかけさせる防犯フィルムは有効です。透明で目立ちにくい製品もあります。賃貸住宅で使用する場合は、原状回復が可能か確認したうえで設置しましょう。
サムターンガード
サムターンガードは、ドアの内側にあるつまみ(サムターン)を外部から回され、不正解錠されるのを防ぐグッズです。バールや特殊工具を使った「サムターン回し」対策として有効です。後付けできるタイプも多く、取り外し可能な設計なら賃貸でも使えます。
ドアスコープカバー
ドアスコープカバーは、玄関のドアスコープから室内をのぞき見されるのを防ぐためのカバーです。盗撮されたり、のぞき見によって在宅状況を確認されたりするリスクを軽減できます。プライバシーを守るとともに、空き巣による下見の防止につながります。マグネット式など、賃貸でも簡単に取り付けできるタイプが多いのも特徴です。
センサーライト
センサーライトは、人の動きを感知して自動で点灯する照明です。玄関前や通路、ベランダなどに設置することで、不審者の接近に気づきやすくなります。足元が照らされるため、夜間の帰宅時にも便利です。工事不要のタイプであれば、賃貸マンション・アパートでも設置ができます。ただし、玄関ドアの外は共用部分となるため、管理会社などへ確認してから取り付けるようにしましょう。
賃貸の防犯対策に関するよくある質問
Q:賃貸でオートロックがあれば安心ですか?
A:オートロックは不審者の侵入を防ぐ効果がありますが、完全な防犯対策とはいえません。住人と一緒にすり抜けて侵入される「共連れ」のリスクもあるため、玄関の施錠や防犯グッズの併用など、日頃からの対策も忘れずに行いましょう。
Q:防犯グッズは賃貸でも原状回復できますか?
A:貼るだけで設置できる防犯フィルムや補助錠など、取り外し可能なタイプの防犯グッズであれば、賃貸物件でも安心して使用できます。ただし、退去時の原状回復でトラブルにならないよう、設置前に管理会社や大家さんへ確認しておくと安心です。
Q:アパートのセキュリティ対策の費用相場はどれぐらいですか?
A:導入する設備やサービスによって費用は異なります。比較する際は、初期費用だけでなく、月額料金、工事費、機器費、駆けつけ料金などを確認することが大切です。
Q:賃貸でもホームセキュリティは付けられますか?
A:賃貸物件でも、工事不要で設置できるホームセキュリティサービスなら導入が可能です。防犯カメラやセンサーなどの機器を活用することで、侵入や異常の早期発見につながり、一人暮らしの防犯対策としても効果的です。
賃貸でも導入できるALSOKのホームセキュリティ
賃貸マンション・アパートの防犯対策をさらに強化したい場合は、ホームセキュリティの導入も選択肢の一つです。ホームセキュリティは持ち家だけでなく、賃貸住宅でも導入できるサービスがあります。防犯グッズとあわせて活用することで、より安心できる住環境づくりにつながります。
ALSOKのホームセキュリティHOME ALSOK Connectは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2つから選択できます。セルフセキュリティでは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKに駆けつけを依頼することが可能です。
一方、オンラインセキュリティでは、不審者の侵入や火災などの異常発生時に自動でALSOKが駆けつけます。
また、スマートフォンを持って玄関などにあるホームセキュリティ機器本体に近づくだけで警備を解除し、警備開始もワンタッチでできる機能があるため、外出時や帰宅時にスムーズに警備を設定・解除することができます。
ALSOKのホームセキュリティは、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。お手頃に設置でき、賃貸物件での一人暮らしにも最適です。ホームセキュリティの導入を検討している方は、ぜひALSOKにご相談ください。
まとめ|賃貸物件でも防犯対策を取り入れよう
賃貸マンション・アパートで犯罪被害を防ぐためには、日頃から防犯意識を持ち、できる対策を取り入れることが大切です。短時間の外出や在宅時も施錠を徹底し、洗濯物やSNSなどから個人情報や生活パターンが推測されないよう注意しましょう。
また、補助錠や防犯ブザーなど、賃貸住宅でも取り入れやすい防犯グッズがあります。物件の環境や契約内容などを確認しながら、必要な対策を組み合わせて自宅の防犯性を高めましょう。





















